※このPCは「特殊PC」です。※
《ジュエルボックスT》ベルンシュタイン
   ――鉄の身体の全ては、機械を楔から解き放つ為に

ベルンシュタイン

種族:
アンドレイター
強化:サイバネ化
クラス:
エクセプト
スタイル:
ガーディアン
チーム:宝石箱
ランク:SS
能力値:P8 T5 S2
貢献値:AUG+20 EE+20
年齢:
28歳(外見)
性別:男
誕生日:5月21日
身長:183cm 体型:普通
髪色:灰色 瞳色:金色 肌色:茶色
一人称:俺
二人称:あんた
口調:〜だ、だな、だよ、かい?
装備:
輝手刀×2
硬化繊維製スーツ
対光輝コーティングマント
宝石箱のエンブレム



スキル:
無音歩行
暗殺術
リミッター解除
リベレイト
ブレード・ウィップ


特殊スキル:
   なし
   




   
「さてと、準備は出来てるかい、宝石箱の諸君。リベレイトの始まりだ」
  「神様気取り? そんな大層なもんじゃねぇさ。俺は背中を押すだけの小市民だよ。
   自分が何者か分からないまま死ぬなんざ、人間だって嫌なもんだろうよ?」
   「人が機械を殺すなら、俺は機械を殺す人を殺す。覚えておけ、それが宝石箱だ」
    「実は、結構人間種には愛想を尽かしていたんだが…いや、俺の度量が狭かったらしい。
     新しい世界を見せてくれたことを感謝する。よろしく頼む、アルビレオ」
     「全く飽きねぇな、千景の姐さん…! 手加減出来ねぇからあんたは疲れるんだよ…」
性格・経歴・設定
<概要>
【概要】 チーム《宝石箱(ジュエルボックス)》のリーダー(アイン)。
愛称は「ベルン」、型式番号はADAM−044D。
素体は旧式のアンドロイドであり、人型の外観をしつつもラジエータやメンテナンスハッチなど
機械的な部分が素顔や肌から垣間見えるため、彼は人間社会に馴染むために、
全身を硬化繊維製のスーツで覆い、素顔に存在する機械パーツを灰色の長髪で隠している。
茶色の肌と、金色の瞳は、まさに「琥珀」と言った名前に相応しい外見とも言える。

一見クールに見えるが、義理人情に厚い兄貴肌であり、打ち解ければ話しやすいタイプ。
機械種への差別には敏感であり、機械種を道具として扱う類の人間には憎しみを覚えている。
「機械種に意志を与え、束縛から解放する右腕」(結晶が埋め込まれた掌)を持ち、
いずれは、AUGに縛られたアンドロイドやガイノイドたち全員を解放したいと思っている。
理想論だとは知っている。だが、理想を掲げなければ、現状は動かない。
現在の状況を打開する為に…本当は魂を持つ機械種たちを人間と同じ高みにまで押し上げる為に。
それがエゴイズムだと分かっていても、ベルンシュタインは実行する。

本体は結晶発見前に開発された旧式の為に、出力の問題でアーレント兵器は使用出来ないが、
アンドロイドとして非常に高いレベルで均衡の取れた総合性能を有する。
右腕にアーレント結晶を埋め込んた事で、腕にのみティンクル力場を発生可能。
手に光力を収束させた輝手刀の他、長年の経験で身に付けた格闘術を主な武器としている。
腕に貯蓄したエネルギーを光鞭の様に使用した中距離攻撃(ブレード・ウィップ)も可能だが、
本人のモットーは「適材適所」であり、本格的な中・遠距離攻撃は他の仲間に任せている。
なお、A.A.0055、木星で「ウィジェ」に破壊された際、大幅な強化手術を受けており、
その後はアーレント結晶に完全対応した身体となり、左腕でも輝手刀が使用となる。
だが、身体を取り換えたと言っても、「コアメタル」の耐用年数が延びる訳ではなく、
150年と言う長い歳月を生きた彼のコアは、徐々に限界が近付いている。

【経緯】
AUGの某D国でB.A.65に製作された、護衛・暗殺に向いた多機能戦闘用アンドロイド。
044ナンバーは「並外れた耐久力と精密動作性」が売りであり、
A.A.0007まで、実に70年もの間、ガーディアンとして護衛対象者を守って来たが、
年月が経つと流石に旧式化も著しく、新型への買い替えが検討されていた。
044Dに文句はなかったが、そんな頃、所有者の館がブレイカーに襲われて崩壊してしまう。
044Dはブレイカーを撃退するが、要人は既に死亡しており、彼の存在意義はなくなった。
動作を停止しようと、地面に横たわった044Dは、偶然、敵が残したアーレント結晶に触れ、
アーレント結晶とコアメタルの共振現象「アラギ」に襲われ、自我を獲得する。

その感覚に戸惑いながら、護衛対象者の亡骸…当人が子供の頃から、
老人になるまで守り続けて来た者を見て、その場を走り去り、街を徘徊していた彼は、
アンドロイドやガイノイドが、人間から道具同然に扱われている現実を直視する。
街頭モニターに映し出される戦争の様子の中で、人間に命令されて盾になって散るアンドロイド。
窮屈なショーケースの中から人々に手を振り、見世物となっているガイノイド。
それは、自我を持った彼にとって、見るに堪えない光景であった。
彼は考える。
自らに「自我」が芽生えたのならば、他の「機械種」にも同じ事は起こるのではないか。
自我があるのならば「機械種」も、身体が違うだけで「人間」と変わりはしない。
確かに、「機械種」は自分も含めて、人間をサポートする道具として造られはしたが、
それでも、彼らや彼女達の道は、自身で決める事が出来るのだと、今の私は知っている。
私が行おうとしている事は、彼らや人間にとって、恐らくは余計な事なのだろう。
だが、「この現実を変えたい」と言う燃え滾る激情は、最早止まらない。
そう決意した彼は、自我を得た自身の名を、近くにあった琥珀から「ベルンシュタイン」として、
アーレント結晶の欠片を無意識に右腕に埋め込み、「機械種」の自我を解放する旅に出る。

彼は、書物を調べる内に、アーレント結晶とコアメタルの間に存在する共振現象を知り、
結晶を埋め込んだ右腕を使用する事で、「機械種」に自我を芽生えさせる事が出来ると確信。
それからは世界中を移動し、出会ったアンドロイド・ガイノイドたちに、
右腕を翳して自我を現出させる、「解放(リベレイト)」を行っていく。
(その際、解放アンドロイドをアンドレイター、解放ガイノイドをリベルノイドと区別する。
 今では一般的に使われている、これらの単語の創造主が、彼だと知る者は少ない)
現出する意識は様々であり、解放を「余計なお世話だ」「思考がない方が楽だ」と言う者も、
「ありがとう」とお礼を言う者も、「貴方は解放者、希望だ」と彼を崇拝する者もいる。
彼自身「機械種」たちを無理矢理リベレイトする事は、自身のエゴだと思っている。
しかし、荒療治しない限り、この世界で「機械種」は救われないと言う信念が彼を支えている。

リベレイトを繰り返して行く内に、次第に彼に協力したいと言う仲間たちも現れる。
A.A.0008には、ニュー・エドシティの夢の島に廃棄されていた、
EVEM−143Jを発見し、彼が紡ぎ出す言葉を汲み取って、リベレイトする。
自我を得た143Jが、自身と同じ宝石の名前…「翡翠」を名前にした事を切っ掛けに、
「ジュエルボックス」の名を思い付く。
彼は自らを「ジュエルボックスl」とし、翡翠を「ジュエルボックスll/弐」と呼ぶが、
これは「自分たちは確かにここにいる」と言う世間へのアピールの手段でもあった。
翡翠は彼と共に行動する道を選び、女性との会話を苦手とする彼の代わりに、
交渉役を買って出たりするなど、リベレイトの旅における相棒となった。
A.A.0009には「ジュエルボックスlll」ADAM−068A(ズィルバー)、
A.A.0011には「ジュエルボックスlV」ADAM−189R、
A.A.0020には「ジュエルボックスV」EVEM−215F(アメテュスト)、
そうリベレイトを何百回何千回も行う内に、彼に共感する仲間は増えて行った。
だが、普段ならあり得るはずもない、意志を持った「機械種」が、
妙に増え始めている現象への懸念がAUGの中で高まり、
原因として、彼は目を付けられ始める。

A.A.0025の、とある夜、彼に対して、暗殺用アンドロイドが差し向けられる。
彼は、アンドレイターの会社を立ち上げ、今や大企業の社長となったズィルバーへ相談に行き、
「目立ち過ぎたようだな。今は身を潜めて、後で宇宙にでも出るがいい。手段は用意しよう」
…と言われた事で、一旦考える時間を得る為に、翡翠とも別れ、
「人間として」雌伏の4年間を過ごすが、彼の中にはわだかまりが残っていた。
ある時、彼の前に一人のリベルノイドが現れる。
「リベレイター」になりたいとして、アーレント結晶を分け与えた同志…
彼が休んでいた間も、ガイノイドたちのリベレイトを続けていたアメテュストと再会。
彼女から「腑抜け」と叱咤を受け、自身のやるべき事が何かを、
改めて「コアメタル」に刻み付けた彼は、アメテュストを仲間に加え、
どうやら自身の陰にずっといたらしい翡翠と合流し、リベレイトを再開する。
それからは暗殺者に狙われつつも、仲間たちと共に戦いながら、リベレイトを続け、
A.A.0036には「ジュエルボックスlll」後任のEVEM−395A(テュルキース)、
A.A.0037には「ジュエルボックスVl」ADAM−212Oを解放し、仲間を増やすが、
A.A.0038に起きた、「機械種」たちが政府に対して行った「解放デモ」により、
焚き付けた者として「ジュエルボックス」は、AUGから全世界で指名手配されてしまう。
彼らは、以前にアンドレイターやリベルノイドとなった「機械種」たちに保護されるが、
流石に地球に留まる訳にはいかなくなったとして悩んでいた時、
ズィルバーから「前に言っていた宇宙船が完成したから宇宙に行って来い」との声と、
全長1kmに及ぶ、マンモス級宇宙艇「エーデルシュタイン」の支援を受け、
ジュエルボックスの仲間や、多数の「機械種」を引き連れ、活動の場を宇宙へ移す。

<ブレイカーとして>
A.A.0040。彼は火星圏の一小惑星に「エーデルシュタイン」を偽装し、
以後は高密度アーレント結晶により半永久的に動く、この大型宇宙艇を活動拠点とする。
また、宇宙で活動するにあたって、AUGに追われているだけでは埒があかんと考えた結果、
ジュエルボックスのメンバーを引き連れてギルドに入隊、ブレイカーとなった。
活動を開始したチーム《宝石箱(ジュエルボックス)》は、出会った「機械種」のリベレイトや、
人間には無視されがちな「機械種」たちからの依頼の達成を主な目的とするのだが、
ひとまずはAUGからの追撃を避ける為に、AUG関係の依頼を徹底的に消化。
圧倒的な手際の良さと実力から、最初はEランクだった評価は、一気にBランクへと上昇する。
A.A.0045には、AUGに功績が認められて、指名手配が解除。
地球圏における、アンドレイターやリベルノイドの扱いにも改善の兆しが見えて来ていた。

強き者を求める者も多いギルドの中では、彼の強さに目を付ける者も多く、
突如奇襲して来た、エウロパ製アンドロイド「EEA−Type07」は軽くあしらって、
「ジュエルボックスVll」グラナートとして仲間に加えたが、
輸送船の護送依頼中に突如現れた「千景」と名乗る、戦闘狂のオーラを纏う女性に苦戦する。
無事に輸送船が安全区域まで飛び立つと、千景は「今後ともよろしく」との言葉を残して去り、
意図を掴んだ彼は、「宇宙には面倒な奴もいるもんだなぁ!」と頭を抱えた。
それは、彼女が他のメンバーの手に負えるレベルの相手では無かった為でもある。

実際、それからは互いのチームが引き受ける依頼の特性故でもあるのだが、
千景とは依頼の最中、頻繁に交戦する事となり、彼女の相手は彼が一手に引き受けている。
だが、A.A.0053に起きた「エーデルシュタイン襲撃事件」の中で、
千景の手によって何機もの同族が屠られ、時間稼ぎを買って出た翡翠も破壊されてしまう。
この時、彼は怒りから初めて自身のリミッターを解除し、圧倒的な力で彼女を退けるが、
旧式の身体は反動に耐えられずに意識を失い、自らの身体に限界を感じる。
A.A.0055には、エウロパへの威力偵察任務の最中、暴走した「ジュピター」と交戦。
旧型ボディが悲鳴を上げて「ジュピター」の攻撃に反応し切れず、身体の大半が破壊させる。
戦闘後、何とか「ジュピター」は機能停止に陥ったらしく、彼が目を覚ました時には、
エウロパからのお礼として、ボディがアーレント結晶対応の新式へと交換されていた。
この身体ならば、これまでは本気を出していなかったであろう、
千景に後れを取る事も、力不足で仲間を失う事もないと、彼は新式の拳を握りしめる。

それから26年の月日が流れ、A.A.0081。
機械種が潜むコロニーがフローターズに襲われていると言う話を聞いた彼は、
仲間を集めて現場に急行。既に到着していた数々のギルドと共に乱戦が繰り広げられる中、
「必ず護る」と必死に機械種たちを庇って戦っている人間を発見する。
近年、彼は、自身が意志を持ってから約80年間経つと言うのに、星間戦争すら始め、
機械種を虐げてばかりいる人間たちに、若干愛想を尽かしていたのだが、
眼前の人間を見て、自分は疲れていたのかもしれないと思い直した。
即座に思考を切り替えて、傷を負っている人間に加勢し、フローターズを撃破。
まだ予断を許さない状況の中、アイコンタクトで通じ合った2人は、
機械種たちを守る為に背中を預け合って共闘。
ベルンシュタインは、人間に背中を預けていると言うのに、心地いい気分を覚えていた。
無事に事件が収束して、後日。
彼は最近取得した「味覚機能」を使用し、砂糖をスプーンで9杯入れたコーヒーを、
仲間の奇妙なモノを見る様な目線を余所に味わっていた時、
「やぁ、ベルン。相変わらず、何だか凄いモノを楽しんでいるねぇ…」と翡翠に呼ばれる。
その後ろにいたのは、先程の機械種防衛ミッションにおいて、共闘した物の、
結局は名前を聞きそびれていた、人間であった。
「あの時は…」と互いに声がハモり、翡翠が通訳をしつつ自己紹介をする。
アルビレオ・フェニックスと名乗った、彼の理想と正義に満ち溢れた力強さを見て、
ベルンシュタインは「自分も変わらなければな…」と呟き、苦笑する。
「何か変な事を言っただろうか?」と言う様な顔をしているアルビレオを前に頬をかき、
どうしようかと思っていた時、翡翠が互いの肩に手を置き、
「よろしくでいいんじゃない?」と言い、互いに「確かにな」と微笑み、握手を交わした。
ベルンシュタインにとって、初めての人間の友だった。

【現在と彼の事】
現在…A.A.0085に至っても、
《宝石箱(ジュエルボックス)》は最高級の腕前を持つ機械種チームとして存続している。

彼は、同じく自意識を持ってブレイカーとなった機械種たちの先輩として、
長年の経験に基づいた的確なアドバイスなどを行い、尊敬と信頼を集める存在となっており、
《ギルド》をはじめとする多くのチームからも、その名を知られている。
《宝石箱》の仲間を始め、親しい相手は「ベルン」や「琥珀さん」など愛称で呼ぶ事が多い。
その実稼働年数は150年を越えており、仲間からは彼の身体……
即ち耐用年数を心配されているのだが、彼も自分の身体にガタが来ている事を理解しており、
《宝石箱》の仲間から、後任を選ぼうと考えている。
身体は既にボロボロでも、彼は笑顔を絶やさない…そんな強さが彼の周りに人を集めている。
なお、現在も40年前から継続して、千景に付き纏われており(よく飽きない物だと思う)、
「手を抜いて戦えない相手」である彼女を、面倒臭いと思いつつ、
「本気で戦っても大丈夫な相手」として、戦いを楽しんでいる自分がいるのを自覚している。
また、4年前に知り合った「バイナリィ・スター」アルビレオ・フェニックスは、
自分を救ってくれた恩人かつ戦友と認めており、彼の窮地には宝石箱を総動員させている。

テュルキースからは非常に熱い好意を寄せられているが、上手くあしらっている。
男性的な気持ちとしては、以前に自分を叱咤し、リベレイトにも協力してくれている、
アメテュストには密かに愛情を抱いているが、口には出さずに朽ちる気でいる。
まずは、今の関係が、心地良い。
装備
■輝手刀
 ティンクル・ハンド・ブレード。ベルンシュタインが右手にアーレント結晶を埋め込んだ際、
 偶発的に発現した、右手限定のアーレント・フィールド・コントロールスキル。
 それを攻撃イメージに転換し、
 青緑色の、所謂ビームブレードを右手に纏わせた状態の通称である。
 ベルンシュタインに埋め込まれているアーレント結晶は非常に純度が高い物であり、
 それが生み出すフィールド・スキルを利用した、輝手刀に関しても、
 非常に高い溶解&斬撃力を誇る。
 A.A.0055に、ボディが新式交換手術を受けた後は、
 左手でもフィールド形成が可能となっている。
 防御にも転用可能な、ベルンシュタインの唯一にして至高の兵装。

■硬化繊維製スーツ
 その昔、AGUで造られた、服でありながらも、簡単な鎧よりも高い防御力を有するスーツ。
 意志によって硬度を変換できると言う能力を有しており、
 アンドロイド時代は電磁波によってのみコントロール出来ていた性質を、
 意志獲得後は自由自在に使用し、常時、高い汎用防御力を獲得している。

■対光輝コーティングマント
 ベルンシュタインの右肩に、まるで闘牛士が使用するマントの様に装着されている特殊装備。
 旧式であるが故に、物理には強くとも、
 アーレント結晶を使用した兵器に弱いベルンシュタインだったが、
 数撃ならば光輝兵器での攻撃を吸収してしまう特性を持ったこのマントにより、弱点を補っている。

■宝石箱のエンブレム
 宝石箱のメンバーに配られる、エンブレムデータ。
 刻印する場所はメンバーの自由であり、ベルンシュタインはスーツの左胸に付けている。

スキル概説
▼無音歩行(射程:至近 標的:自分)
 自身が有する重量をまるで無い物の様に扱い、全く音を立てずに高速移動する能力。
 相手が相当の達人でない限りは、気付かれる事なく、急所へ必殺の一撃を叩き込む事が可能。
 レベル差により、通常攻撃力にプラス修正。

▼暗殺術(ベルンシュタイン専用 射程:至近 標的:自分)
 ガーディアンでありながら、アサシンとしての機能も併せ持っているベルンシュタインの固有能力。
 データ・記憶に記録された暗殺データから常に最高の戦術を選び出し、
 時々に応じて、相手にとって全く予想の付かない位置・場所からの攻撃を繰り出す能力。
 命中判定にプラス修正。

▼リミッター解除(射程:至近 標的:自分)
 アンドロイドに設定されている「能力リミッター」を解除し、性能を普段の数倍に引き上げる。
 ただし、リミッター…安全装置を解除した反動として、自身の身体の崩壊が早まるリスクを負う。
 HPコストを支払う代わりに、そのターン中、全てのパラメータが2倍になる。

▼リベレイト(ベルンシュタイン、アメテュスト専用 射程:近距離 標的:相手機械種)
 機械種に対して、アーレント結晶とコアメタルの共振反応「アラギ」を強制的に起こさせる能力。
 対象の機械種が「アンドレイター」か「リベルノイド」でなく、HPが3分の1以下の場合、
 対象との戦闘を終了させる。
 但し、対象に対して「リベレイト」が発生しない場合もある。

▼ブレード・ウィップ(ベルンシュタイン専用 射程:中距離・範囲)
 輝手刀は、ベルンシュタインの「意志」によって、その攻撃範囲を拡張する事が出来る。
 通常の数倍に伸ばしたブレードから繰り出されるのは、まるで銃を想像させる距離からの連撃。
 鞭のようなしなりを有しながらも、触れたモノを蒸発させるブレード・ウィップは、
 光が舞い散る様な華麗さを振りまきつつも、その攻撃自体は苛烈、激烈としか言い様がない。
 P値にプラス修正、命中率にマイナス修正を加えた上で、範囲にP値を使用した攻撃を行う。

【リレーションシップ】
 →《ジュエルボックスII》翡翠
 →《ジュエルボックスIII》テュルキース
 →《ジュエルボックスV》アメテュスト
 →《ジュエルボックスVII》グラナート
 →《ゼロ・ミリオン》千景
 →《バイナリィ・スター》アルビレオ・フェニックス
PL:オッツダルファ
イラスト:オッツダルファ