《フランベルジュ》北条・空
   ――千紫万紅の光

空

種族:
ニューエイジ
強化:
アーレント適合
クラス:
アダプト
スタイル:
フォトニクス
チーム:暁の比翼
ランク:B
能力値:P3 T3 S9
貢献値:AUG+4 EE+4
年齢:
14歳(外見)
性別:男
誕生日:10月10日
身長:144cm 体型:痩せ形
髪色:黒 瞳色:青 肌色:色白
一人称:僕
二人称:貴方、〜さん
口調:
〜です、〜ます、〜ですね、〜ですか?
装備:
光力実験武器・兄弟剣「プロミネンス」
光力共鳴服
光力制御補助装置
隠匿用サングラス

スキル:
残光戦術
超反応
インフェルニティ・ドライブ



特殊スキル:
なし




   
「機は逃さない。僕のやり方はそれだけです」
  「貴方と話してると楽しかった。助ける理由なんて僕にはそれだけで十分です。
   だからまた沢山話をしましょう」
    「見届けたいから守るんです。世界も仲間も」
      「えーと…、そういうのは人の少ない時か二人っきりのときにお願いします…。
       照れます…嬉しいですけど…」
性格・経歴・設定
《フランベルジュ》北条・空(ほうじょう・そら)。

《外見・性格》
黒髪に黄色のサングラスが特徴的なニューエイジの少年。
中性的な顔をしているため時折性別を間違えられることもしばしば。
身体に埋め込まれたアーレント結晶は珍しい鮮やかな紫色であり、
彼が発する光も優美な紫の光である。
なお結晶は背中の腰のあたりに埋め込まれている。
外見年齢は14歳程度だが、長命なニューエイジ故、
生を受けてから既に62年程度経過している。

性格は物静かで温厚。
長年依頼時などの事務的な話しかしてこなかったためか、普通の会話というものが凄まじく苦手。
平時の会話でも、上手く表現しようとして結局できない、などということが多々ある。
しかし人と話すことが大好きな性格であるのと、
幼い頃の過酷な経験により殺していた幼い感性が今になって出てきているらしく、
平時の人との会話の際にはとても嬉しそうな表情で話している。
戦闘時は一転して冷静になり、言葉も必要最低限になるなど劇的に変化するが、
多重人格というわけではない。


《経歴》
元々は外宇宙に旅立った開拓者たちの作った居住コロニーの孤児。
この頃はまだヒューマンだった。
しかし以前から星連からの独立を考えていた帝国の旧改革派により、
高いアーレント適正に目を付けられ、それまでいた孤児院から実験施設に収容される。

旧改革派は、その光力による高い戦闘力、
何より地球の旧支配者たちを打ち倒す自分たちの象徴に相応しいと考え、
ヒューマンからニューエイジへの変化を目的とした人体実験を行っていた。
彼らは技術がまだ未発達な過渡期に適合措置の実験を受けたため、
肉体の成長が制限されてしまっている。
その未熟な適合措置に耐えられたのは彼を含めて6人ほどで、
80を超える人数のいた実験施設の孤児たちは実験の負荷に耐えきれず
ほとんどが死亡するなど凄惨な結果に終わった。

適合した6人は兵士として使われる予定であったため、過酷な訓練を受け、
ニューエイジの肉体の脆さのカバーのためにナノマシンの投入実験にも使われるなど、
適合措置の実験後も、彼らの辛さは変わることはなかった。
最終的に6人は結託して脱走を計画。
実行に移すが、この時実験施設の置かれていたコロニーにフローターズが出現、襲撃される。

彼ら6人は高い戦闘力と奪取した数々の光力実験武装で、
フローターズの急襲により疎かになった警備を突破。
実験施設及びコロニーを脱出するも、6人それぞれが散り散りになってしまう。

空は脱出したあと各地のコロニーなどを放浪。
近年、《暁の比翼》の面々に出会い、当チームに参加。現在の彼に至る。

自分を実験として糧としたこの世界が、どのように動いていくのかを見たがっている。
そのため長命となったことはあまり気にしてはいないが、
身体の成長が全くないことは気にしている。


《戦闘スタイル》
兄弟剣である「プロミネンス」による高速の白兵戦を得意としている。

彼の強みは、残光戦術と呼ばれる独特の戦い方である。
生成された光に「硬度」を付加できるという、
過渡期にニューエイジとなった空だけが使用できる異質な能力で、
硬度を付加された残光は一定時間その場に残り、手や踵に杭状に発生させ攻撃へ転用、
帯状に発生させ攻撃を防ぐ盾、敵の視覚の妨害・攪乱、
空中で踏み台にし縦横無尽に駆けるなど様々な用途に使用できる。
これにより、他のニューエイジとは一線を画す戦闘方法を取る。


装備概説
▼光力実験武器・兄弟剣「プロミネンス」:
実験施設から奪取した武器であり、アーレント結晶がふんだんに使われた一対の兄弟剣。
二本とも同じ形状だが、兄剣である「プロトプロミネンス」は黒い刀身を持ち、
弟剣である「プロミネンス」は黒い刀身に
珍しい緋色のアーレント結晶が刃に使われた、緋と黒の剣。
光波を放出することも可能で、遠距離攻撃も可能。
最大出力となることで更なるエネルギー放出が起こり、
兄剣は赤紫、弟剣は緋の炎を刀身に纏ったかのようになる。

▼光力共鳴服:
共鳴を用いて自在に硬度を調整できる戦闘服。

▼光力制御補助装置:
手足に装備する手甲・脚甲型の補助装置。
光の硬質化という能力を持つが故、共鳴の制御が甘い面があるため、それを補うためのもの。

▼隠匿用サングラス:
実験施設に入った際網膜に打ち込まれた、帝国の管理用識別コードを隠すためのサングラス。
スキル概説
▼残光戦術(空専用 射程:近距離 標的:自分、敵単体)
残光を用いた戦闘を展開し攪乱する。
敵から狙われた場合一定確率で回避の成功判定を出す。
目を引く戦い方を展開するため一定確率で敵からの攻撃対象が空に行き易くなる。

▼超反応(射程:近距離・単体 標的:自分)
経験による常識外れの反応速度。敵からの攻撃の回避成功率を上げる

▼フォトンブースト(射程:遠距離、標的:自分)
埋め込まれたアーレント結晶を共鳴させ、推力を生み出して加速、
地上を滑るように高速移動して敵との距離を詰める。
「近接」の攻撃範囲まで移動。

▼インフェルニティ・ドライブ:(射程:近距離・単体)
光で自らの似姿を作り三人に分身したように見せかけ攪乱、
混乱した敵に高速の三連撃を喰らわせ敵に大きなダメージを与える。

プロミネンス・ファイナルフェイズ(空専用 射程:近距離 標的:自分)
効果:プロミネンスの最大出力モードを起動、自身の攻撃力に大きく上昇補正をかける。
この際二本の剣は刀身が収束の不安定なアーレント・エネルギーに包まれ、
まるで炎に包まれたかのようになる。
何らかの要因によりプロミネンスを持っていない場合このスキルは発動できない。

【リレーションシップ】
PL:犬鴉
イラスト:オッツダルファ