《サイレントスイーパー》凪宮・恭介
   ――その戦場に、風は吹かない

凪宮・恭介

種族:ヒューマン 強化:なし
クラス:ガンナー スタイル:シューター
チーム:ポールノチ・サヴァ
ランク:A
能力値:P1 T8 S3
貢献値:AUG+11 EE+10
年齢:36歳 性別:男
誕生日:不明
身長:174cm 体型:痩身
髪色:黒 瞳色:焦色
肌色:普通(黄色人種)
一人称:俺
二人称:あんた
口調:〜だ、〜だな、〜だろ、〜なのか?
装備:
ティンクル・ガン
強化拳銃
防弾コート
古びた写真
強化靴

スキル:
二挺銃術
銃型
ピアッシング
ブレイクダウン
「凪の海」

特殊スキル:
オーラ





「おお、いい読みだ。相手が俺じゃなかったら完璧だった」
 「悪いけど仕事なんでね、恨んでもいいけど、ここで死んでくれ」
  「生きている、ってだけで値千金だ。それ以上の結果は求めないよ」
   「死にたくない一心で戦ってただけさ。俺は、強くなんかない」
性格・経歴・設定
<外見・性格等>
▼性格
人当たりは概ね良好で、口調も割と温和寄り。
どんな相手でも自分のペースを崩さない、柳のような性質。
凡そ殺気といったものを感じさせず、一見した印象はまさに”普通の人”。
そんな穏やかで殺気すらも感じさせない調子のまま、気の抜けるような笑みを浮かべたままで戦場を渡る。
斬られても、撃たれても、撃っても、殺しても、一片たりとも揺らがない。
凄絶でもなく、悲壮でもなく、憤懣も憎悪もなく。
彼を彩るのはただ、”無”ともいうべき、凪いだ海のような穏やかさだけである。

ちなみに口調は穏やかだが、会話の内容は概ね物騒。
自分のことについては驚くほど無頓着であり、過去や未来について言及する事もない。
過去に意味はなく、未来にも興味はなく、ただ今日を生きる事が大事とのたまう。

自身の能力と経験にはある程度の自負があるようすだが、過信は決してしない。
大言壮語は吐かないが、与えられた仕事はきっちりとこなすタイプ。

▼戦闘
拳銃による牽制射撃を織り交ぜたティンクル・ガンでの中距離戦闘がメイン。
もと軍人であるため、近接戦闘の術についても叩き込まれており、
近接された際にも銃撃と体術を組み合わせた近接戦闘で難を切り抜ける。
受け止めるよりは受け流す。突っ切るよりは横合いから掻っ攫う。
正面きっての全開戦闘より、要所に重点を置いた戦い方を得意とする(本人は「省エネ型」と豪語する)。
特に目立った特殊な能力はないが、継戦能力と生存戦略に非常に長けており、
どんな戦場でも身一つで臨み、そして必ず生還する。

▼経歴
元はフリーランスの傭兵。其れより前は星連の職業軍人。
星連の貧しい地域に生まれ、家族たちを食べさせていくために軍人になる。
しかし、軍の作戦により家族を失ってしまい、それ以来軍隊に嫌気がさして傭兵へ転身。

護るべき家族を失って以来、生きる意味を失って放浪していた。
死んでしまおうと考えたこともあるが、家族のことを思うとできなかった。
「皆の為に戦う、かっこいい兄ちゃんが好き」。
そう言ってくれた弟妹の気持ちを思うと、自ら死ぬことは許されないと思った。
だから、死なないための戦いを磨いた。
その結果として彼の来た道には、多くの屍が転がり、彼の手には多くの戦果が転がり込んでくることとなったが、彼自身は余りそれに頓着していない。

フリーランスの傭兵として活動を続けるうち、立場はむしろ”ブレイカー”に近いものとなってくる。
こうとなれば活動拠点が必要だと、凪宮はふと考えた。
そこで一つ候補として考えたのが、以前戦場で出会ったブレイカーチーム。
戦場での整然とした動きと、それを統率するリーダーの確かな実力を目にした身とあっては、自分の身を置く場所はそこしかないと考えた。
……裏の仕事も引き受けると実しやかに囁かれる彼らなら、自分のような”綺麗でない”人間も受け入れてくれるだろう、と考えた打算もあるが。
ともあれ、そういうことで、凪宮恭介はブレイカーチーム『ポールノチ・サヴァ』の門扉を叩くこととなる。

スキル概説
▼二挺銃術(射程:至近 標的:自分)
シューターの中には二つの武具を扱う事に長けた人間が存在する。
彼らは二つの武具をまるで手足のように自在に操り、敵を粉砕していくだろう。
装備する二つの武器の攻撃力を合計し、武器として扱うことができる。

▼銃型(射程:至近 対象:自分)
銃撃を併用した近距離戦闘術。
このスキルの発動時、武器の射程が「至近」になる代わりに、近距離戦闘での判定にボーナスを得る。

▼ピアッシング(射程:武器 対象:単体)
精確に敵の弱点を射抜く、冴えた一撃。ガンナーの身上である。
この攻撃が命中した際、相手の装甲値を無視してダメージを与える。

▼ブレイクダウン(凪宮恭介専用)(射程:武器 対象:下記参照)
武器の射程内にいる相手が攻撃を成功させた際に使用を宣言する。
T判定を行う。
判定の達成値が相手の達成値を上回った場合、相手の攻撃を失敗させる。
1ターンに1回、自分が未行動の際のみ使用できる。

▼「凪の海」(凪宮恭介専用)(射程:至近 対象:自分)
心を”無”にし、精神を研ぎ澄ませることで、最大限の戦闘能力を引き出す。
「オーラ」と併用することで効果を発揮する。
発動したターンのみ、命中率・回避率が上昇し、与えるダメージが増加する。

PL:東雲朱凛
イラスト: