《グリーンホーン》星宮・遥
   ──自らで運命を掴む事を選んだ少女

遥

種族:
フォーリナー
強化:なし
クラス:エクセプト スタイル:ハッカー
チーム:金薔薇
ランク:E
能力値:P2 T6 S7
貢献値:AUG+0 EE+0
年齢:14歳 性別:雌
誕生日:9月7日
身長:144cm 体型:痩身
髪色:薄茶色 瞳色:金色 肌色:色白
一人称:あたし/私
二人称:キミ/貴方
口調:だね、だよ、なのかな?/ですね、ですよ、でしょうか?
装備:
拳銃
軍服風スーツ


スキル:
???



特殊スキル:
   ???
   
   
   
「今の仕事、楽じゃないけど、地球に残っていたらもっと苦労していたと思うよ」
 「今回の相手はなかなか厳しそうだね。うーん、どう攻めようか……」
  「了解。すんなり請けてくれるといいけど……腕の見せ所、って所かな」
   「7時方向に所属不明の機。恐らく今回の目標と思われます」
    「ミッション更新。リーダーが紅茶を準備しているそうなので、至急拠点へ向かって下さい」
性格・経歴・設定
<略歴>
チーム《金薔薇(ゴルト・ローゼン)》所属のオペレーター。
地球から遠く離れたとある惑星の原生生物を起源とする知的生命体で、
彼女は地球極東地区で同種の両親から生まれた。
人間とほぼ変わらない姿を持ちながら、状況に応じ部分的に身体を変異させる能力を持つ。
嘗ての創作物から名を借り彼女及び彼女と同様の種は『ライカンスロープ』と呼ばれている。
AUGに於いても未だ研究段階にある生命体であり、全貌は明らかとはなっていない様子。

一部の血統はその見た目の美しさや高い生命力、戦闘力が珍重され、
数としてはごく少数ながらアンドロイドやガイノイドに準じるような扱いでもあった。

彼女自身は主であるロザリンドの護衛や、情報収集、
周辺業務処理等をこなす立ち位置としての教育をなされてきたが、
その様に「使い倒す」事自体を忌避したロザリンドにより、
ロザリンド自身が地球を離脱する事を決意した際にその任は正式に解かれる。

しかし、地球に残っていても別の人間が使い倒すだけと考え、
碌な人生にならないだろうと予測。結局は行動を共にすると言う結果に落ち着いた。
それ以来、彼女はロザリンドの従者ではなく、友人であり、参謀となる。
今の生活や立ち位置は苦労もあるが、概ね気に入ってる様子であり、
厳しい局面の時は軽い愚痴も飛ばすものの、仕事へのモチベーションは概ね高い。

<外見追記>
主であるロザリンドより少し高い位の体格であり、此方は薄いミルクブラウンの頭髪に金色の瞳。
僅かに毛先にウェーブが掛かっている。服装は概ね女性用の軍服風。
但したまにロザリンドのしわざでやたら可愛らしい服を着せられる事もある。
尚、本人は満更ではない様で、割と楽しんで着たりしているようだ。

後述の『獣化』は背中を変異させ翼のようなものを生やしたり、
全身を変異させ、翼の生えた、長い毛と角、尾を持つ大型犬のような姿を取ったりする。
但しこの能力、特に全身変異は消耗がなかなかに激しい上に、
かつ、特定の状況でしか役立たない事もあり、使用は限られた局面のみである。

<性格>
仕事の性質上、チーム内での第二の中心人物であり、
不屈かつ快活で冗談を解す人柄は士気向上に一役買っている。
ざっくばらんな口調だが、オペレートや交渉の時等、
状況や相手によっては丁寧な口調にもなる、なかなかに器用な面も。
常識的な方であり手堅い策を好む物の、時折その不屈さが大胆さへと繋がる事もある。

一つの事に集中しだすと、他がやや疎かになる事があり、
これは特に学習や研究、また機械の設計・工作のような、
遥が誰ともコミュニケーションを取らず、単独で行う作業全般で稀に発生し、
特に設計面では精巧なものを作りはするのだが、意図しない干渉を起こす事がある。
ロザリンドがそうした遥の性質を把握した上でフォローしているため、
致命的な事案には至っていない。

オブシディアンを始めとした小型メカ達にも懐かれており、
大体彼女の周りには2〜3体の小型メカが常に存在する。
実は案外寂しがり屋なのかもしれない。
お喋り好きなのは確かなようで、来客があると二次対応をするのが彼女。

<能力>
チーム内では情報戦及びオペレート、そして事務処理と交渉を一手に担当する。
本人の戦闘能力も決して低くはなく、一部または全身を変異させる『獣化』の他、
フォトニクスやヴレイザ―のような能力をも持っている。

機械工学・情報工学知識も高く、拠点内を動き回る作業用の小型メカは元は市販品だが、
殆どが彼女の改造と半自立型AIプログラムのアップデートを経たもの。
CM-003・オブシディアンが自我を獲得した際、AIプログラムは、
オブシディアン自身に(意識せずに)手を加えられ発展しており、
現行の作業用メカはバージョンアップしたそのプログラムを流用している。

また、《ジュエルボックスU》翡翠の記憶野の物理的欠損に伴う、
記憶分野のサポートの為、自製の機構とAIプログラムを作成、
作業用メカに導入し、彼に贈進するなどもした。

戦闘行動などでは直接出向く事は少ないため、表定ランクは落ちる。
前述の一点集中型の性質は他者と関わっているか、意識していれば全体を見る事も出来、
元々知識や認知力、状況判断力のポテンシャルは高く、
オペレート等では全く問題ないどころか、ブレイカー全体で見れば、
その采配はランク通りに捉えていると無謀とも言えるほど優秀な方ではあるのだが、
自身では弱い所である、という認識がある。

《グリーンホーン(未熟者)》と言う識別名を名乗っているのはそれ故。
遥自身は意識せずとも見渡せるようになりたいようだ。

単独での戦闘を余儀なくされた場合は銃器類全般及び、
前述の『ライカンスロープ』種が持つ光力に類似の能力を使用するが、
それを専門とするフォトニクスやヴレイザ―程の出力とはならない。

交渉で直接出向いたり、大規模作戦及びプライベートでの交遊等の他は、
基本的に地の利を活かせる拠点に居る為、隠し通路を使って無駄足を踏ませたり、
オブシディアンから継承された『遺伝子』を持つ小型メカで挟撃したり、
簡単な罠などを張り巡らせ時間を稼ぎ、現場からの逃走や、
救援の到着等を企図する事が殆どである。
【リレーションシップ】
 →《ヴァリアブル・ロウズ》ロザリンド・ケラーマン
 →《クイーン・サテライト》CM-003・オブシディアン
 →《デンジャー・バレット》アレイ・サガルマタ
 →《ジュエルボックスII》翡翠
PL:おかか
イラスト: