《ゼーレン・ベオバハタ》カミル・クラッセン
   ――『消えゆく命』を渇望し、断末魔にこそ歓喜する

種族:
ヒューマン
強化:
アーレント適合
クラス:
エクセプト
スタイル:
メディック
チーム:ティフェレト研究所
ランク:S
能力値:P2 T5 S8
貢献値:AUG+13 EE+15
年齢:11歳 性別:男
誕生日:3月17日
身長:142cm 体型:細身
髪色:猩々緋 瞳色:紫紺 肌色:色白
一人称:僕
二人称:キミ
口調:だね、だよ、だよね、〜なのかな?
装備:
ガンナイフ『シン』
強化コート『モナルカ』
医療トランク
毒薬
特殊弾
携帯型情報端末
イヤーカフ
スキル:
滅びの因子
腐食の弾丸
愚者の導き
集中治療
浄化促進


特殊スキル:
なし





   
「人は死ぬ瞬間が美しい。その瞬刻にこそ魂が最も輝くんだから」
 「燃え尽きる刹那の叫びには、興味が尽きないよ」
  「キミは何処まで抗うのかな。僕にじゃないよ。キミの人生に対してさ」
   「僕の命が必要かな。ただ僕はもう少し観察を続けたいってだけ」
性格・経歴・設定
<概要>
チーム≪ティフェレト研究所≫のチームリーダー、という名の所長。
研究内容は『死ぬ瞬間の魂の輝き』についてであり、それらの観賞・観測は趣味でもある。
死ぬ間際の表情、感情などを総合して、「色」「輝き」などと喩えている。
研究と嘯いているものの、実際は美術品の鑑賞に性質が近い。

星連の侯爵家に生まれ、何不自由なく且つ奔放に育ち、
10歳で大学での医療・工学分野の全ての課程を修了した天才児。
目的の異質さから卒業後たった1年で、彼は学会から追放され、家からも放逐された。

治療・修復に関しては疑いようのない実力を持ち、
どの陣営であっても金額に見合った働きは惜しまないため、パトロンには困らない、らしい。
金を詰まれたら治療せざるを得ないので、死ぬ瞬間を観察したい欲求と相反する点が悩みのタネ。


<外見・性格>
あざやかな猩々緋色のやわらかな髪と、澱んだ表情を見せる紫紺色の瞳、白い肌。
細身で小柄な少年で、体つきは良くいえば華奢、悪くいえば貧弱。
顔立ちは優雅で整ってはいるが、浮かぶ表情は命を弄ぶマッドサイエンティストそのもの。
白いシャツに品の良いベストを重ね、ショートパンツを履くという旧時代の貴族子弟染みた衣装。
いつも纏う羽織る黒のロングコートだけは、やや擦り切れた野暮ったいが愛用している模様。

年齢にそぐわない据わった目つきに、消えぬ濃い隈。
マイペースながらも社交的な性格。
好奇心も旺盛だが、一際興味をもつのはやはり研究内容でもある『死ぬ瞬間の魂の輝き』。
口調こそ朗らかで無邪気だが、紡がれる内容は命を軽んじているようにしか聞こえない。

断末魔こそ生命の輝きとか、死ぬ間際が最も美しいなどと憚ることなく主張する。
同意は得られても得られなくても気にしていない模様。


<戦闘>
相手の弱体化、味方の強化を基本とし後衛から支援をするスタイル。
頭は良いが、体術は大したことがなく、単独戦闘には向かない。
ガンナイフは自衛のためと、特殊な弾丸を装填して使用するために持ち歩く。
自作AI『ソフィア』の情報支援を得ながら行動する。
スキル概説
▼滅びの因子(カミル専用 射程:遠距離・範囲)
自滅プログラムのようなもので、機械やフォーリナーにも効果有り。
所謂『毒』などを散布し、持続ダメージを与える。解除は至難。
このスキルには耐性を持てない。極低ダメージ。広範囲に影響を及ぼす。

▼腐食の弾丸(カミル専用 射程:遠距離・単体)
衣服、肉体、もしくは機械組織を腐食させる弾丸を射出する。
この弾丸を受けた者は、装備や装甲が腐食し、劣化し、性能が大幅に低下する。
ダメージ+装甲値をマイナス。

▼愚者の導き(カミル専用 射程:遠距離・範囲 標的:味方)
興奮物質を散布し、仲間を強化し、駆り立てる。
任意の対象の判定を+する。

▼集中治療(射程:遠距離・単体 標的:味方)
単体の味方に対して適切で手厚い医療を施し、大幅に体力を回復させ、
更に幾つかの状態異常の解除も行う。

▼浄化促進(射程:遠距離・範囲 標的:味方)
味方の状態異常を解除する薬液を合成、噴霧し、広範囲の味方の状態異常を解除する。
解除できる状態異常は混合する薬液の種類によって異なり、
多くの薬液を合成するほど術者の消耗は大きくなる。
【リレーションシップ】
PL:空雛あさき
イラスト: